みなさんこんにちは。トミヤマです。今回はお勧め旧作RPG、
テイルズオブデスティニー2の紹介をしたいと思います。
まず注意点なんですがテイルズオブデスティニー2です。無印ではありません。
あと筆者はPS2版、PS VITA版(PSP版)両方プレイ済みなんですが今回はPS VITAのダウンロード版です。
ではまずおおまかなお話を紹介したいと思います。
ストーリー
今から18年前に神の眼という大きなレンズをめぐる戦争があった。(レンズとはこの世界における色々なもののエネルギー源。巨大なレンズになれば1撃で大地を吹き飛ばすほどのエネルギーを生み出す。)その戦争で世界を救ったのが前作の主人公スタン、ルーティ、ウッドロウ、フィリアの4人。のちにこの4人は4英雄と呼ばれるのだが、今作の主人公はスタン、ルーティの息子のカイル・デュナミス。このカイルもいつか英雄になるのを夢みている。ある日ひょんなことからカイルは近くの遺跡に大きなレンズがあるという噂をききつける。自宅が孤児院であるカイルはそのレンズをてにいれお金に換えて孤児院の経営の助けにしようと考える。そして兄貴分のロニとともに遺跡に向かうのだがその遺跡の最奥で不思議な少女リアラと出会う。この少女との出会いをきっかけにカイルは冒険にでることになり、その冒険はやがて世界の運命ゆるがし本当の英雄とはなんなのかと考えながら仲間立ちとともに成長していく物語。
前作の続きなんですね!
そうやで!当然前作の人物も登場するけどちょくちょく前作の説明をしてくれる場面があるから前作未プレイでも大丈夫やで!
良かった点・バトルシステム
テイルズシリーズといえばこのバトルシステム。今作はまだ2Dスタイルで、前作のエターニアにいろいろな要素を付け加えた感じ。一番の変更点はSP(スピリッツポイント。)従来のHP,TPのほかに加わった重要なステータス。これがないと攻撃をはじかれたりそもそも術技を発動できなかったりする。攻撃したりアイテムを使ったりで消費され、待機していたり特定の条件で回復する。これは敵にも設定されており、これをどう管理するかが今作のバトルの重要ポイント。ただレベルを上げて強力な術技でごり押しというのはなかなか通用しない。このSPの登場により前作のエターニアから一気に戦略の幅が広がった。
前作のエターニアにいろいろ装飾をつけた感じのバトルシステムやね。前作で2Dのバトルシステムはある程度完成されたからね。
画面下の青いラインがSP,黄色いラインがTP。TPはMAX100で、レベルが上がっても上昇しない。こちらも通常攻撃を当てたりすると回復する。
一応前作にも隠し要素に近いシステムで存在した秘奥義。今回から正式に採用された。
この秘奥義はかっこよかったね!!
発動するには条件が必要やけどその分強力でかっこよかったわー。
良かった点・グラフィック・サウンド
発売されてからかなり時間のたつゲームだが今見ても2Dグラフィックは素晴らしい出来。町の中の様子もドットでよく書き込まれているし戦闘中はみんな敵も味方もよく動く。また味方やボスキャラはよく喋る。結構攻略のヒントやアドバイスを叫んでくれたりする。普通に励ましてくれたりもする。リアラが可愛い。(・∀・)
町の中の1部。細かいところまで書き込まれている。
あとはオープニングアニメーションの倉木麻衣さんの曲もよかったわー。
テイルズシリーズは初代からオープニングに力を入れてますもんねー。
良かった点・育成要素
まずエンチャント。こちらは戦闘でいろいろな行動をとるとアタック、スキル、マジック、チェインの4つに経験値が振り分けられレベルが上がっていく。そしてこれが1定のレベルに上がると各キャラクターの術技にエンチャントという追加効果をつけることができる。効果は各キャラ様々で、ぱっと見使いにくいものから詠唱速度4倍とかいう強力なものまでさまざま。
もう1つが称号。称号は前からあったが前作まではつけるだけで特に意味はなかった。しかし今回はこの称号によってキャラクターのレベルアップに補正がかかるようになり、存在意義が生まれた。ただしこの称号はプラス補正だけではなくマイナスもあるので考えてつける必要がある。
もう一つがリファイン。いわゆる合成システムで、テイルズ恒例のルーンボトルを使って行う。例えば剣と剣を合体させて新しい剣を生み出したり、攻撃力は高いけど特殊能力のない斧に装飾品をつけて炎の属性をつける、といったことができる。
術タイプのキャラは魔法メインで戦うので詠唱速度と威力を上げたり、逆に称号のレベルアップ補正とこのリファインで無理やり術タイプのキャラを前線で使い前衛キャラを後衛に回すということもやりこめば可能、、らしい。(今作はテイルズシリーズで珍しく全員が魔法を覚える。)
このリファインやりだしたらキリないもんね~。うちもはまったわ~。
通常プレイならそこまで利用しなくてもいいけど難易度を上げてプレイするなら必須に近い項目やからな~。
良かった点・バランス調整
これはPS2版に比べてだが結構遊びやすいバランスに調整されていた。かなり細かい話になるのでここでは割愛させていただくが妥当なバランス修正だと思う。(主にやりこみ要素になるので普通に本編をクリアする分にはそんなに影響はない)PS2版では結構周回要素がきつかったりそんなのわかるわけねない!(とあるキャラの必殺技)っていゆう要素が大分緩和されてたので気軽に周回できるように調整されていた。
良かった点・価格
いつの間にかすごく安くなってました。なんと990円。(2021年7月16日現在)
1000円ならRPG好きなら是非。昔PS2でプレイした人も久しぶりに是非。やったことない人はこの機会に是非。
気になる点・バトルシステムがわかりにくい
理解すれば楽しいが理解できなければ苦痛。システムが複雑な割に重要な説明が今一つ足りない感じ。初見で攻略サイトなしでちゃんと理解してクリアするのは難しいかもしれない。筆者も昔はそうだった。ただ今は解析が進んでて色んな攻略サイトが出てるので最悪わからなければ先人たちの知恵を借りることができる。
不満点・3Dグラフィック
これは申し訳ない。もう少しなんとかしてほしかった。いかんせん2Dのできが良い分3Dの粗さがよけいに目立つ。フィールドマップがかくかくしてて動かしにくいし見にくい。初めてプレイした時初代プレステかと思った。(*´Д`)
不満点・シナリオ
前作の続編になるので前作を知っていたほうがやはり話ははいりやすい。ただ前作の大まかな話はちょくちょく説明してくれるのでそこはそんなに致命的ではない。問題は今回のシナリオ本編。結構無理矢理な展開が多いのでそこはネットでもたたかれている、、らしい。特にいわれているのが主人公カイル。基本は明るく熱血漢タイプのキャラだが物語序盤は確かストーカーちっくなトンデモ発言をする(。-`ω-)(。-`ω-)。
結構強引すぎる展開はちょこちょこみうけられたな。管理人はそこまで気にしなかったけど気になる人もいるかもしれない。
総評
結構前のゲームのため最近のゲームのように親切設計ではないが(全滅時のリトライポイントなどはない。最後にセーブしたところから。ファストトラベルもない。)テイルズシリーズのメインであるバトルシステムは現在プレイしても面白い。キャラクターがある程度育つまではすぐSP切れで行動できなくなったりするのでストレスになるがシステムを理解してパーティーがある程度育ってくると一気に楽しくなる。ストーリーは結構無理やりな展開が多いから賛否別れるところだがそこは暖かい目で見守ってあげると筆者もうれしい。そして価格も1000円なのでPS VITAを持っているなら是非。次に新作ソフトを狙っているのならその繋ぎにもどうだろうか。
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