皆さんこんにちは!トミヤマです。ここ最近気温が一気に冷え込みましたね🥶
最近サガスカーレットグレイス 緋色の野望を攻略したので無印版との違いをここで書いておこうと思います。
無印版基本情報
発売日 2016年 12月15日 スクエアエニックス
対応機種 PS VITA
ジャンル RPG
価格6300円
ゲーム内容
発売当時としてはサガシリーズの完全新作でトミヤマもかなり期待していたよ!
サガシリーズと言っても大きく分けてロマサガシリーズと魔界闘士SaGa(いわゆるサガシリーズ)シリーズの二つがあるけど今回のスカーレットグレイスはロマサガシリーズに分類されます。
ロマサガシリーズの特徴をざっと解説!他のRPGとは違う大きな特徴があるよ!
一つはフリーシナリオシステム。
例えば敵の城を1つ攻略するのにも色んな選択肢が登場し、地下から隠れて潜入するのか、それとも仲間の力を借りるのか、あるいは正面から強行突破か。
西に向かうのかそれとも安全策か、あるいは強力な装備を求めて危険なダンジョンに挑むのか。
ドラクエのような1本の決められた道を進んでいくのではなく無数の選択肢からプレイヤーが選択して決断し、物語を作っていく。ゆえに完璧な正解の攻略法も存在しないし選択肢によっては取り返しのつかない要素も多い。
決まった主人公が存在しない作品も多く大抵は何人かのキャラクターから主人公を選択してプレイしていく。
選んだ主人公によってはイベントが発生しなかったり、逆に特定の主人公を選ばないとそのキャラクターは2度とゲームに登場しない場合すらある。
これだけ聞くとシビアそうなシステムだが(実際シビアな部分は確かに存在するが)これがプレイしてみると癖になる楽しさがある。プレイするたびに新しい発見があるので思わず何度も周回してしまう。
特にスーパーファミコン全盛期のころはこういったシステムは珍しかったのではまる人にはとことんハマるシステムだったよ。
閃きシステム
ロマサガシリーズを語る上で外せないのがこの閃きシステム。このシリーズでは技はレベルアップで覚えることがほとんどなく(そもそもレベルの概念がないものがほとんど。)
武器や技を使い込んでいるとキャラクターの頭上に💡電球マークがピコーンと現れて新しい技を突然ひらめく場合がある。基本はランダムだがある程度の法則があって、
弱い敵より強い敵に攻撃したほうが閃きやすい
特定の技を使っていると上位の技を閃くことがある
というのがシリーズを通していえる。またシリーズによっては仲間と攻撃を繋げて行う「連携」というシステムが登場する場合があるが今回のサガスカでは登場しないので今回は説明は省きます。
BP
BPとはブレイブポイントのことで、今回のサガスカには今までWP(技ポイント)やJP(術ポイント)は存在しない。その代わり敵味方ともに
パーティー全員で共有するBP(ブレイブポイント)で技や術を繰り出していく。
緑の枠で囲っているのが現在のBP、赤枠がその技の消費BP。基本的には強力な技ほど消費BPも多くそのあとの行動も遅くなることが多い。強力な技で一気に殲滅するのか、小技を多用してみんなで協力するのか。
ただしやみくもに敵を倒せばいいというわけではなく、今回新たに登場した連撃というシステムをうまく使いこなさないと強敵には勝てない。
連撃とは
今作サガスカでは敵味方が順番に行動ではなく、タイムライン上で敵味方が入り乱れて
行動する。下にバトル画面の画像を載せるが行動は基本的に左からの順番になる。
上の画像で顔アイコンがいくつか並んでいるが青が味方、オレンジが敵である。
そして連撃だが、この写真だと左から三番目の味方に挟まれたCと書かれた赤丸で囲んだ敵を倒すと隣の味方が左に移動して味方が3つくっつく。この時連撃が発生し、三人がかりで敵に強力な攻撃をお見舞いできる。
さらに連撃が発生するとBPなどがアップする、次のターン消費BPが減少するなどの恩恵が受けられる。今作はこの連携を如何にうまく使いこなすかが鍵となってくる。
ただし注意点として、
敵も連撃は使ってくるよ!
なので場合によっては敵を倒したけど向こうの連撃が発生して一気に形成逆転なんてこともあり得るから倒す順番やタイミングもすごく重要だ。
1戦1戦が命がけのバトル
今作はシリーズでもとくに1回のバトルが全力投球になってくる。雑魚戦でも頭を使わないと普通に全滅する。敵も連撃やいやらしい攻撃を狙ってくるのでレベルや装備を強化してごり押し、というのは全く通用しない。
ロマサガシリーズにもれなくLP(ライフポイント。HPが0になると減少し、0になるとしばらくバトルに参加できなくなる)も存在し、雑魚戦でもどんどん減っていく。
ただし今作は控えメンバーに回して何度かバトルすると回復する仕様なので今までとは違ったバランス調整にはなっている。
町、ダンジョン?そんなものは飾りです。
今作には町やダンジョンが一切出現しない。
それでRPGとして成り立つの?
これが成り立つから面白い。今作は無駄を極限まで省いたフリーシナリオRPGと言える。一応マップ上には建物は登場するが中に入ってもマップを探索したりすることはできない。
会話と選択肢、鍛冶屋が登場するくらいで町やダンジョンを歩きまわることは全くしない。今作はそういった探索要素は全て捨ててバトルとシナリオに全精力を注いだ作品と言える。
探索要素がないと言ってもサガシリーズの独特なセリフ回しや重厚なシナリオは健在で探索要素がない分シナリオ展開が今までのサガシリーズ以上に早く、
ポンポン物語が進んでいく。
サガスカーレットグレイス 緋色の野望 追加・変更要素
ではここからは緋色の野望編。どう生まれ変わったか見ていこう。
機種 PS4 任天堂スイッチ
価格 6380円
まずロード時間がほぼ無くなった。
これはめちゃくちゃでかいね!
あと追加要素として
- ボイスが付いた
- イベント・装備・キャラクターの追加
- 周回引継ぎ要素の追加
- 技・術・陣形の追加
- バトル難易度変更機能追加
- 敵キャラ追加・最強ラスボス追加
- 移動スピード上昇機能
- バトル中のリアワード・TIPS確認機能追加
- 斡旋所・下取り屋の追加
- キャラクターのステータス調整
などなど盛りだくさんだが最大の変更点はやはり
ロード時間の短縮だろう(笑)
あとはボイスが付いたのもうれしい。個人的にボイスはこだわらないタイプだがあるのとないのではキャラクターへの感情移入度が全然違った。
今から購入を検討するなら無印ではなく緋色の野望
これはもう間違いないよ!
最近ではリメイク版で改悪されるケースもしばしば聞くが今作は全てにおいて改善されている。追加要素でより楽しく、遊びやすくなっている。
もし無印版の評価を聞いて結局購入に至らなかった人や、購入したけどロード時間などで攻略を断念した人がいるならお勧めなのでもう一度検討してみてほしい。
さらにいうなら任天堂スイッチのほうがゲーム性を見ると相性が良いと思う。
ひたすらバトルを繰り返すことになるので持ち運び出来ていつでも中断できるのは大きいです。
何度か周回できたら攻略記事も書いていきたいと思います。
それでは!ありがとうございました!!
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